安全管理部（薬剤師） M.KInterview
安全性情報を通して医療に貢献できる
M.K
安全管理部（薬剤師）
2022年 入社
現在の仕事内容を教えてください。
現在大きく分けて二種類の業務を行っています。メインとなる一点目は、医薬品の有効性や安全性、品質に関する情報を収集して医薬品の適正使用を推進する業務にです。医療機関やMRさんから受け取った副作用報告や、文献やインターネットなどで得られた国内外の有効性・安全性情報などを収集し、必要に応じてPMDAへの副作用報告や添付文書の改訂作業などを行います。また、それらに関連して医療機関などへ伝達が必要な内容についてはMRさんを通じての情報提供も行います。
もう一点は電子的添付文書の作成・改訂作業です。ほとんどは安全性情報に伴う改訂作業ですが、新規で承認を受ける医薬品の添付文書の作成や、新記載要領への変更作業なども行っています。
どのようなところに仕事のやりがいを感じますか。
安全性情報を通して医療に貢献できるところが大きなポイントだと思っています。幸いにして入社してから添付文書の改訂に至る重大な安全性情報を得たことがないため実例を挙げることはできませんが、日々の情報収集の中でもアンテナを張る事例があります。例えば安全性情報を直接は受け取っていませんが、症例報告の文献や学会の抄録などから安全性情報を入手することがあります。このような情報が今後の安全性情報更新に関わることがあると思いながら日々業務を行っており、今後も医薬品を使用する患者様に対してより安全な医薬品をお届けする一助となっていることを嬉しく思います。
会社の雰囲気を教えてください。
会社全体の雰囲気としては、和やかで親しみやすく、まるで大きな家族のようだと思います。仕事面では新たに行う仕事については事前に説明をしてくださるので大きく困ることはありません。また、もしわからないことがあったとしても歳の離れたベテラン社員さんに対してでも質問がしやすく、どなたもわかりやすく回答してくださいます。安全管理部は少人数の部署ですが、仕事によっては他部署と連携して行うこともあり、その際もスムーズに行えるようにとコミュニケーションをしっかりと取り合っていると感じています。
仕事をする上で、大切にしていることを教えてください。
医療現場で仕事をする方々にとって医薬品の安全性情報は非常に重要なものです。私自身、薬剤師として従事していた経験があるため、初めて処方される薬や患者様からの問い合わせがあった際には必ず添付文書の記載内容を確認していました。そのときの安全性情報に対して抱いていた信頼感を忘れないことと、添付文書は医療現場の方々にとっては特に欠かすことができない文書であるため、迅速かつ正確に医療現場へ情報をお届けすることを心掛けています。
これから仲間になる方へメッセージをお願いします。
医薬品は現代の医療において欠かせない存在となっています。医療現場と異なり、直接患者様の声を聞くことはありませんが、それでも間違いなく私たちが作ったものが患者様の助けになっていますし、そしてこれからも助けになっていきます。医療という大きなチームの一員として責任とやりがいのある仕事になりますので、患者様の助けになりたいという気持ちを忘れずに一緒に働けたらなと思います。
OFF TIME
趣味は読書と編み物をはじめとした手芸です。読書は主に通勤時間にしています。土日や祝日などのまとまった時間には編み物やビーズで「これを作る」と決めて何かを制作することが多いです。気分屋なところがあるので途中でとまってしまうこともあり、その時は全く別の作品に取り組んでみたり、散歩をするなどの気分転換をします。
