製品試験に対して深い理解を持ち、
効率的な試験を実施
N.S
品質管理部
2006年 入社
試験課において医薬品の製品試験を担当しています。製品試験には医薬品の品質を確認するため多くの試験を行いますが、主な試験として医薬品行政から承認された内容に従った定量試験、確認試験および純度試験などがあります。これらの試験を行うにあたり、医薬品工場で必要なGMP(医薬品の製造管理および品質管理に関する基準)という法令を遵守する必要があり、この法令に基づいた試験手順書および試験記録などを作成する必要があります。また、試験実施計画の策定、試験担当者の配置およびパソコンを使用した試験結果解析などの他、GMPの教育訓練および試験環境の整備なども行っています。
医薬品という人の命を守るための重要な仕事の一端を担っていますので、仕事に対する集中力はかなり必要になります。その分、自分が行った多くの試験により医薬品の品質が検証された医薬品が患者様に届けられた時には、それまでに努力して成し遂げた仕事に達成感を感じます。さらに病院で光製薬の製品を見かけたりすると、自分が試験した医薬品が世の中の人の役に立てていることを実感でき、嬉しく思います。製品試験を進める際、検討が必要になる場面もあります。このような場合には、職場のメンバーとコミュニケ―ションを密に取りながら解決していきますが、解決できた時は特にやりがいを感じます。
いざ!というときに「報連相」ができる環境づくりとして、日頃から職場内のコミュニケーションを取るよう、全社員が常に心掛けています。例えば、仕事に悩んでいそうだったり、困っていそうな仲間を見かけた場合、声掛けをするようにしています。私自身がそうなったときには、実際に声を掛けてもらっており、一緒に悩んでくれたり、考えてくれたりしています。コロナ禍前は年末に会社を挙げての懇親会があり、ビンゴゲームなどが開催されていました。また、会社創設70周年の際には伊勢志摩への社員旅行もあり、楽しい一面もありました。
担当する製品試験に責任感を常に持ちながら業務を行うことはとても集中力を要することです。どのようにしたら医薬品をGMPという法令に従って試験ができるか、分析機器の操作方法も含め、よく試験の内容を理解し、考えてから試験を開始し、進めるようにしています。また、試験実施計画を策定する際、医薬品を医療機関に納める期日を確認し、より効率的に試験が行えるよう、かつ試験担当者に業務の偏りが起こらないよう心掛けています。試験担当者の日々の体調を考慮する必要もあります。必ずコミュニケーションをとりながら、上司にも相談をし試験実施計画を立てています。あと一番基本的で大切なのはあいさつです。一日の始まりと終わりはもちろんのこと、他部署の方など人とすれ違う時にはあいさつをするように心掛けています。
患者様の命を守るための医薬品を取り扱うことになります。仕事一つ一つに対して丁寧に行うことができ、かつ真剣に取り組める方が必要です。今まで学んでこられた知識、経験および技能を十分に生かし、職場が活性化する役割を担ってほしいです。光製薬の医薬品を待っている患者様に提供する医薬品の品質を守る立場として、職場を引っ張っていく存在になってほしいです。ぜひ、一緒に明るくやりがいのある職場づくりをしていきましょう!
趣味は料理です。平日は仕事で帰りが遅くなる時もあり、なかなか時間をとることができませんが、休日には娘の好きなお菓子づくりをしたり、時間のかかる料理に挑戦しています。また、コロナ禍でおうち時間も増え、最近ではNetflixに家族ではまっています。私たちの若いころ流行っていた映画などを娘に勧めたり、娘から最近の流行を教えてもらったりと、家族団らんの時間も増え、心穏やかな休日を過ごしています。
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